(「■次回作への提案」にコツメカワウソ以下と「■その他」の後半を追加・更新しました)
■サーバルと車のあのシーン
サーバルが車の前に出て車に飛ばされるシーンが有った(幸い怪我なし)ので、もしやと思って調べたら、「ドライバーには、面白がって動物をよけずにわざとはねる人がいるそうです」との事で、轢かれたサーバルキャットの写真が有りました。
http://story.tanzanight.com/no17/
夜行性のネコ科は光を感じやすいので、我々以上に車のライトで目がくらんで動けなって轢かれやすいのでしょう。私達も突然目が見えなくなったらまず、動けなくなりますから(見えない状態で無理に動くと、野生では崖から落ちたり、目に枝が刺さったりして大変危険)。
けものフレンズは「たのしー!!」とホンワカした雰囲気の影に、真摯なメッセージもたくさん散りばめられた作品なのかもしれません。
■次回作への提案(とその他のシーンの背景)
名作に対して恐縮ですが、もし次回作を作るとしたら、今回の飼育員さんへのインタビューの様に実物の動画とともに、
「サーバルキャットは車でハネられることが有って危ないんですよ。皆さん注意して下さいね☆」とか
「カバは仲間と勝負する時に互いで口を開きあって口の大きさを競います」とか
「カバは皮膚を保護するために赤い汗のようなものを出します」とか
「ハシビロコウは獲物の魚が水面近くに出るまで、鋭い目つきで何時間でも同じ場所でじっとして水面を見つめています」とか
「ヒグマは火をあまり怖がらず、焚き火で焼いている食べ物も盗っていきます」とか
「コツメカワウソは実際に小石で遊ぶんですよー」とか
「ネコ科はだいたい爪とぎで爪の古い表面をこそぎ落とします(私のバッグもよくやられてボロボロに・・・TへT)」とか
「アルパカは機嫌が悪くなると胃の内容物を相手に吐きかけます。臭いですよ。」とか
「西遊記の孫悟空はキンシコウがモデルになったと言われています」とか
「昔、チンパンジー(だったか他の霊長目かは失念)に焼き菓子とそれに唐辛子を入れた物を与える生態学的実験が有ったのですが、やはり初めは唐辛子入りの方は避けられたみたいです。でも時間が経つと、唐辛子入りが好んで食べられるようになったんですよ。やっぱり飽きると刺激が強いものに惹かれるのでしょうか。」とか
アニメシーンに散りばめられた動物の関連情報を入れてもらえると更に面白くなると思います。
追記:下に広告を貼り付けている時に気が付きましたが、「アニメシーンに散りばめられた動物の関連情報を知りたいなら、オフィシャルガイドブックを買ってね!」という事なのでしょうか?けものフレンズはもともとクロスメディア戦略を前提としているみたいですし。
■その他
けものフレンズを観ていると教育テレビの夕方に放送され、再放送も有った「恐竜惑星」を思い出しました。
あれも、恐竜各種の生態(や量子力学の理論等)がストーリーにうまく練り込まれていて、最後は感動させられ泣かせるストーリーでした。そちらは結構殺伐としていましたが、けものフレンズは殺伐感はほとんど無く、人を優しい気持ちにさせるので教育番組にはうってつけです。
とはいえ、
http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1488452395
を見ると、アニメ制作者から「ゴールデンタイムではなく、深夜番組のような不人気な番組枠だからこそ、口を出す者が少なく創りたいものを創れたのです。教育番組は面倒な監査が入るかもしれないので、できるかな~。」と言われるかもしれません。もしそうであったら、誰か助けてもらえると幸いです。最後にカバも言っていましたし。
NHKの教育チャンネルの番組には「これってどういう教育効果を狙ったの・・・? と言うか、この成長しても人を見下した主人公の性格は子供にマネして欲しくない・・・。」というものも有りましたので、けものフレンズはNHKの教育チャンネルに殴り込みをかけても十分に放送枠を勝ち取れると思います(アニメ、マンガ界の営業戦略に妨害されなければ)。
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